時間栄養学とは
皆様こんにちは! 松陰神社前駅より徒歩1分にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です! 時間栄養学と言われて、すぐにピンとくる方はほとんどいらっしゃらないと思います。 実は、この時間栄養学は、ダイエットや健康づくりなどさまざまな部分に活かしていくことができる知識となります。 そこで本日は、時間栄養学についてできるだけわかりやすく解説していきます。
目次
時間栄養学とは
時間栄養学を一言で表すと、『体内時計を考慮に入れた栄養学』のことです。 体内時計を扱う生物学を時間生物学と呼び、栄養学と被る部分が時間栄養学と呼ばれています。
時間栄養学は、比較的新しい学問でまだ明らかになっていない部分もありますが、この記事では判明している部分をわかりやすくお話ししていきます。
体内時計のリズムについて知ろう
私たちの身体は、誰であっても睡眠、覚醒、体温、エネルギー代謝、ホルモン分泌などの生理現象が、概日リズムによって変動しています。 しかしながらその周期はおよそ24.5時間と、地球の自転周期である24時間よりも少し長いため、この少しのずれを毎日リセットする必要が出てきます。 体内時計には、大きく分けて中枢時計と末梢時計の2種類があり、メインとなる中枢時計は、脳の視交叉上核と呼ばれる部分にあり、全身をコントロールしています。 サブとなる末梢時計は、脳、心臓、胃、腸、皮膚、血液、筋肉などの臓器や組織に存在し、それぞれのリズムを刻んでいます。 中枢時計は目に近いところにあるため、朝の太陽光でリセットされ、末梢時計は朝食や運動などでリセットされるのです。
時間栄養学とダイエット
突然ですが、お昼ご飯を食べるタイミングが早い場合と遅い場合とでは、どちらがダイエットに効果的なのでしょうか。 近年ある研究機関が、肥満の患者を対象にした減量プログラムを実施し、昼食を早めの時間に摂るグループと遅めの時間に摂るグループに分け、およそ180日間の検証をしました。 その結果、同じ食事を同じ量で食べていたにも関わらず、早めの時間に食べていたグループの方が体重の減少率が高いことが分かりました。 つまり、早い時間のランチの方がダイエットに効果的である可能性が高いことが判明したのです。 昼食の時間が遅くなれば、それだけその後の食事も後ろ倒しになり、生活リズムが夜型になりがちになりますので、食事を摂る時間をなるべく早めに心がけ、代謝がいいうちに食事を済ませるようにしましょう。
時間栄養学を実践してみよう
太陽が昇っている間に食事を済ませ、太陽が沈んだ後は食べないという考え方は体内時計(サーカディアンリズム)に沿った理想的な食習慣と言えるでしょう。 例として、朝7時に朝食を食べたら、夕方の7時までには夕飯を済ませ、それ以降は翌朝の7時まで断食をするというものです。 朝食以降の12時間であれば、昼食の時間に制限はないため、無理なく続けやすいと言えるでしょう。
体内時計を考慮して食生活を続けよう
ダイエットと密接な関係にある栄養学の歩みと、比較的新しい栄養学である時間栄養学についてわかりやすくお話をしていきました。 時間栄養学という文字だけを見ると、難しそうに感じるかもしれませんが、大切なのは体内時計を考慮した無理のない食生活を続けるという部分になってくると思います。 我慢して朝食やおやつを抜いて空腹に耐えるよりも、心身ともにストレスなく穏やかに続けられる習慣といえます。
本日のテーマはいかがでしたか? 言葉を聞いただけでは難しそうだとイメージを持たれがちな時間栄養学ですが、実際には今日からすぐにでも実践できるような部分もあることがわかりました。 ぜひ、本日の記事を参考にしていただけましたら幸いです^^
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